屋根・壁設置型
フレキシブル太陽光パネル実証
脱炭素への要請が高まる一方、多くの既存建物では構造や意匠の問題から、従来の太陽光パネル導入が困難な状況にあります。
そこで当社では、軽量・柔軟な次世代パネル技術と施工法の進化により、これまで諦めていた既存建築の潜在面積を再生可能エネルギー源へと変えるために、屋根上および壁面での実証を現在実施しています。
フレキシブル太陽光パネルの特長
軽量性 LIGHTWEIGHT
従来の結晶シリコン型(約15kg/㎡)に対し、本パネルは約2〜3kg/㎡と圧倒的な軽さを実現。屋根の耐荷重制約をクリアしやすく、古い工場や倉庫など既存建築への適用範囲を大幅に拡大します。
柔軟性 FLEXIBILITY
薄膜構造により優れた柔軟性を発揮。ドーム型屋根やサイロ、曲面壁など、平坦でない場所にも追従して設置可能です。建物の形状を活かしながら創エネ面積を最大化します。
施工性 INSTALLATION
架台設置やアンカー打設が不要な「接着工法」を採用。電動工具による騒音・振動を低減し、施設稼働を止めずに施工可能です。防水層を傷つけないため、雨漏りリスクも最小化します。
意匠性 DESIGN & AESTHETICS
建材一体型のような薄さと、マットな質感により建物外観に馴染みます。反射光による光害(グレア)も少なく、都市部の景観ガイドラインや周辺環境への配慮が求められる現場に最適です。
実証で目指す成果・期待される効果
技術的成果
設置環境に応じた最適な設計・
施工の標準化と信頼性の確立
・屋根上と壁面での最適設計指針および標準ディテールの整備
・耐候性・接着信頼性に関する実環境データの蓄積
・メンテナンスフリー化に向けた保守性の検証
運用・経済性
エネルギーコスト削減と環境価値の
最大化による経済性の実証
・自家消費率の向上とピークシフト効果定量化
・壁面設置特有の発電特性(夏季・冬季)の把握
・LCC(ライフサイクルコスト)低減効果の試算
社会的効果
都市の脱炭素化と
レジリエンス向上への貢献
・既存建築ストックの「創エネ化」モデルの提示
・災害時レジリエンスの向上(蓄電池併用モデル)
・地域の再生可能エネルギー導入目標達成への寄与
屋根・壁設置型フレキシブル太陽光パネル施工の様子

